ロバート・モンダヴィ プライベートセレクション カベルネ 2006（赤）

最近かなり暖かい。スタジアムのある横浜公園では、既に桜が咲いていた。
ソメイヨシノではない濃いピンクのこの桜は、横浜にしかない桜だったか、横浜発祥の桜だったか、なんか特別な話があった気がするんだけど・・・

そんなことを暫し考えたのも束の間、やっぱり花よりワインなわけで、いつものようにスタジアム前のマルシェで立ち飲み。

またもナパ予習です。ボトルだと少しお高いこのシリーズが、グラスで飲めるということで、いただいてみました。

【銘柄】ロバート・モンダヴィ　プライベートセレクション　カベルネ　2006（赤）★★★
【生産地】アメリカ　カリフォルニア
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン
【価格】￥2,680 /bottle（私はグラスで飲んだだけですが）


↑「プライベートセレクション」のラベルには、霧に包まれるワイナリーの塔が描かれています。これは、ぶどうの産地が霧の影響を受ける冷涼なエリアであることを示しているんだって。


葡萄と樽の絶妙な香織！（←誤字ではない。ハーモニーってことよ）
色が意外と明るいと思ったけど、柔らかいタンニンがあります。
酸味があり、果実のみずみずしさがあり、若々しい印象を受けます。
スパイシー＆スモーキー。
鶏のグリル、クリーム系のお料理に合いそう。

ベリンジャー ホワイトジンファンデル 2006（ロゼ）

風はまだ冷たいものの、やっと、春の日差しを感じました。
人間も生き物だなあ、春を感じると、なんだか元気になってくる。ひとりでに足はスキップに、そして自然と歌い始め、すると周りにはリスやバンビが集まってくる、ということはないのだが、むしょうにロゼを飲みたくなる（←結局ワイン）。

ナパ予習ということで、初めてベリンジャーを買ってみた。（近所のサティで購入。）
ベリンジャーは設立130年以上を誇る、カリフォルニアの最大手ワイナリーです。
ベリンジャーのホワイトジンファンデルは、消費量全米NO.1に選ばれたお手頃ロゼ、だそうな。

ホワイトジンファンデルって、どんな味なんだろう？と前から気になっていました。
そもそもホワイトジンファンデルというのは、赤ワイン用のジンファンデルからつくられます。まだアメリカで赤が全然売れなかった頃、コーラやペプシばっかり飲んでいた彼らの味覚に合うワインを造ろうとして、ジンファンデルの葡萄からつくったそうです。

↓なんとも美しい、透明感あるピンク！


【銘柄】ベリンジャー　ホワイトジンファンデル　2006（ロゼ）★★★
【生産地】アメリカ　カリフォルニア　ナパ
【品種】ホワイトジンファンデル
【価格】￥998 /bottle



「ほのかな甘口」と書いてあったので、よくあるお土産用甘口ワインを一瞬想像して不安になりましたが、いやいや失礼。これは美味しかった。
心地よい酸味があって、微発泡なので、飲んだ印象はとても爽やか。わずかに葡萄の渋みも感じられて、正統派ワイナリーの気品をしっかりと感じました。
これでこの値段はCP高い。

これは冷やしても美味しいはずです。
スクリューキャップだし、お花見で飲みたいな。


↓甘口の和食には合いますが、残念ながら、バルサミコ＆赤ワインベースの味付けとはやっぱりイマイチ合いませんでした。（このあと赤ワインに転向）

パライソ シャルドネ（白）

元会社の同期が六本木に店を開いたというので、おじゃました。
とても居心地のいいお店でした。適度な静かさ、気持ちのいい接客。何より料理とワインが美味しい。そして立地から考えられないリーズナブルさ。
いつか友達を連れてまた訪れたいと思いました。ラム美味しかったな～。

ここでもたくさんワインをいただきましたが、印象的なのがこのワイン。



【銘柄】パライソ　シャルドネ（白）　★★★★
　　　　PARAISO
【生産地】アメリカ　カリフォルニア
【品種】シャルドネ
【価格】市場価格は３０００円前後だと思われる。

かなりコクがあるシャルドネ。
トロピカルフルーツとほのかな樽香の織りなす独特の香り。
辛口だけど蜜のような、とろりとした深い味わい。
決してデイリーワインにはなり得ないが、ちびちびと長く楽しめる、特別なタイプのシャルドネとの出会いでした。


パライソは、カリフォルニア州・モントレーにある葡萄栽培農園。オーナーは「良い葡萄を造ることだけが私の人生」と、葡萄栽培に命をかけているという。彼らは1973年から高品質の葡萄を栽培し、ケンダル・ジャクソン、ロバート・モンダヴィを始めとする超有名ワイナリーに売っているそうです。

ロバート・モンダヴィ・ワイナリー ピノ・ノワール 2007（赤）

言わずと知れたモンダヴィの、主幹ラインとも言えるナパ・ヴァレーシリーズ。
これ実は、ハワイのABCストアで購入しました。あっちはカップラーメンの横で値の張るワインが売ってるのね。びっくり。



【銘柄】ロバート・モンダヴィ・ワイナリー　ピノ・ノワール　2007（赤）★★★★
【生産地】カリフォルニア　ナパ
【品種】ピノ・ノワール
【価格】$29／ bottle（日本では4000円近くします）




美味しい！！

渋さは全くない。色もそれほど濃くない。さらりと洗練されているのに、果実味はしっかりあって、香り高い。
カリフォルニアのピノ・ノワールって初めて飲んだかもしれないけど、これは美味しいわ～。さすが、世界のモンダヴィの主幹ラインです。

ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ メルロー 2007（赤）

先日、友人との会話に登場した、ロバート・モンダヴィ。
そう言えば、飲んだことなかった。
そう言えば、ワインは毎日飲んでるというのに、カリフォルニアワインは一年以上飲んでいなかった。

実は、アメリカのワインは樽香が強いのが多くて、苦手だったのです。ワイン業界に勤める友人（ま）曰く、これがアメリカ人の好みなんだとか。
これまで避けて通ってきたけど、飲みやすそうなものから試してみようと思いました。

横浜そごう　ガーデンにて購入。



【銘柄】ロバート・モンダヴィ　ウッドブリッジ　メルロー　2007（赤）★★★
【品種】メルロー
【生産地】カリフォルニア　ナパヴァレー
【価格】￥1,160／bottle



意外に美味しかった。メルローにしといて正解だったかな。
深いルビー色。濃厚だけど渋みはなく柔らかい舌触り。よく熟した果実の味・葡萄の味がはっきりとわかる。

今度はプレミアム版を飲んでみたい。高いけど。（確か4000円弱）


～ロバート・モンダヴィについて～

カリフォルニア　ノース・コースト　ナパ地区を中心とする生産者で、カリフォルニアワインを世界品質に高めた功労者。「カリフォルニアワインの父」とも呼ばれる。
ボルドーのシャトー・ムートン・ロートシルトと共同で、有名な「オーパスワン」を造ったのも、この人だった。オーパスワンのラベルに描かれている人の横顔は、共同で造った生産者二人のシルエットらしい。（知らなかったー。）

ロバート・モンダヴィのワインも、いろんなシリーズがあります。

・ウッドブリッジ：
　手頃な価格の日常消費用ワイン。飲みやすいワインが揃う。

・ラ・ファミリア：
　モンダヴィ家はイタリアからの移民らしい。
　故郷イタリアのぶどう品種で造られたシリーズ。品種ごとの特徴が引き出されている。

・ロバート・モンダヴィ・プライベート・セレクション：
　セントラル・ヴァレーで栽培されたぶどうで造る中級クラスのシリーズ。ピノ・ノワールやシャルドネなどを使った、なめらかな喉ごしのワイン。

・ロバート・モンダヴィ・ナパ・ヴァレー：
　アメリカ産の上質なワインを目指したモンダヴィの根幹をなすシリーズ。
　ナパ・ヴァレーで栽培されたぶどうから、品種ごとのワインが造られている。リザーブの表示があるものは、さらに上級品。

キャニオン・ロード シャルドネ 2005（白）

（さ）邸のワイン研で、研究テーマのワインが足りなくなり、家主のワインセラーから拝借した。

【銘柄】キャニオン・ロード　シャルドネ　2005（白）
　　　　CANYON ROAD

【品種】シャルドネ
【生産地】カリフォルニア

「カリフォルニアのシャルドネ」の代表といった味。
シルバーストーンと同じような、酸味と樽香と、シャルドネ特有のねっとり感がある。味はかなりしっかりとあり、甘い味付けのお肉料理なんかにもじゅうぶん合いそうな存在感。

レイヴェンズウッド ジンファンデル（赤）

実家からもらってきた。

【銘柄】レイヴェンズウッド　ジンファンデル　2004　（赤）　★★★
【品種】ジンファンデル、カリニャン、プティシラー
【生産地】カリフォルニア　ソノマ
【価格】￥1,890程度／bottle

醸造者ジョエル・ピーターソンは、単一畑の葡萄ではなく、巧みなブランドテクニックこそが最高のワインを生み出し得ると考えて、このワインをリリースしたらしい。

ベリー系の香りと、スパイシーな香りが入り混じっている。
12ヶ月間フレンチオークで樽熟成されたらしいが、重い樽香はしない。
優しいのど越しで、万人受けしそうなタイプ。

少し甘めの和食にも合いそう。
ちなみにこの日の晩ご飯は中華（鶏肉とカシューナッツ炒め）でしたが、ばっちり合いました。

シルバーストーン シャルドネ （白）

日本橋高島屋　ワイン売り場のおばちゃんに、「味のしっかりしたシャルドネください」　と言ったら、これを出してきた。最近のカリフォルニアワインは美味しいのよ、とおばちゃん。

★★★
【銘柄】シルバーストーン　シャルドネ
【品種】シャルドネ
【価格】￥1,990／bottle

リッチでドライなシャルドネ。
「Barrel Aged」とあって、口に含むと樽の香りが顔全体を包み、重厚な印象がある。
酸味は余りない。

私は、おうちワインでもこれぐらいの骨格が欲しいな。